香川県

会員数 二十九名

  八幡神交会は、今年発足十周年になります。
  当初、石清尾八幡宮の秋季大祭を振興する為に集い、にぎやかだった頃の祭りを復活させる為頑張ってきました。八幡宮の山車や道具は、太平洋戦争の戦火に遭い、全てを消失してしまい、戦後は、近在の戦火を免れた山車を借りて維持していました。
  それも高度成長期には、年を経るごとにさびしくなり「昔、大名行列。今、水戸黄門様の漫遊」と言われる程になってしまいました。

  当会の中核をなすメンバーは昭和二十年前後の生まれで、八幡宮の境内で「バットも無い。グローブも無い」「竹バットと素手で」野球をやって、暗くなるまで遊んでいた者ばかりです。八幡宮の境内は、私達にとって最も大切な遊び場、社交の場でした。戦後の混乱期に育ち、日本の経済の成長と共に大人になり、八幡宮の境内から離れ、仕事に子育てにと頑張ってきて、五十才前後の年齢にそれぞれがなった頃、境内には遊ぶ子供達はおらず、祭りもさびしくなっていました。

  平成九年の秋祭りが終わった頃、八幡宮の恩頼堂に遊び仲間が八人集い、お祭りのにぎわいを取り戻そうと相談し、宮司より「八幡神交会」の名前を頂き、発会の準備にかかりました。平成十年六月、八幡神交会発足。それから十年、かけ足をするが如く年月は経ちました。その間、法被、本神輿、俵神輿、獅子頭、毛槍、長笠、台笠等の購入。飾船、御獅子台、船舞台、竿頭、ちょうさ(太鼓台)の製作と目まぐるしい活動が続きました。平成十六年の秋季大祭には、渡御行列参加者一千名に達し、昨年は、千三百名を超しました。昔の大名行列が復活しました。

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ujisei うじせい 氏青 うじこせいねんかい 氏子青年会

石清尾八幡宮 八幡神交会

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  現在八幡神交会は会員二十名、世話人四十人賛助会員三十名の大きな組織に成長しました。石清尾八幡宮の秋季大祭は八幡神交会を軸として、参加チーム三十チームが「ふるさと御祭り実行委員会」に所属しています。
  この会の支えは地域の会員さんによる一口千円の募金です。発会の当初は、五百万円、三百万円と各年度の募金が集まり、子供の部(お祭りクラブ)は獅子組、神輿組、踊り組、大人の部は奴組、船組、ちょうさ組と組織も充実し、道具等も他のチームに貸し出しています。水戸黄門様ゆかりの讃岐松平家から葵の御紋や船印をお借りして、後援も頂いています。

  そして、何より大きい我が会の力は、募金活動の時に起こったこの話です。
  夏の暑い日差しの中、募金活動をしていますと、後ろからおばあさんが追いかけて来られて「ちょっと兄さん、お祭りの募金をやっとるんやろ、この前亡くなったじいさんが、お祭りを早うにぎやかにせないかんの、何とかせないかんのと言いよったんやけど・・・それと一口千円の募金も知っとんやけど、じいさんが亡くなって私一人の生活やから大変での、鏡台の引き出しの小銭かき集めたら、これだけしかなかったんや、祭りに使うて」と言って手渡されたお金が六百四十円、おばあさんが駆けながら、落としたらいけないと、ギュッと握ったての中で汗にぬれたお金でした。
  この募金の様子が私達、八幡神交会の力となって十年続けられました。
  これからも十年、二十年と頑張ってお祭りを盛り上げていきます。
  皆様のご協力宜しくお願い致します。
 
                                      会報『うじせい』bU5より