三重県

会員数 四十五名

  この度、新規加盟しました平井神社氏子青年会です。

  俳聖松尾芭蕉が生まれた伊賀上野は、築城の名手・藤堂高虎が開いた城下町ですが、当平井神社は、その上野城の城山の裾に鎮座する御社です。と言うのも、かつてのわが町の住家は、河川近くの低地にあり、度重なる水渦に遭ったため、明治の初めに地区ぐるみの集団移住を決行し、その最も高い位置に氏神様を遷座したのが、現在の平井神社です。

  ですから、社務所からは氏子の住家と水田が一望できたのですが、昨今はその水田が開発の波に押されて、住宅や店舗が建ち並び、それと同時に、地域に新しい住民が多く住む街へと変わってきました。

  若い新宮司の就任を祝う意味もあって、早速その遺志を汲み氏子の奉賛により子ども神輿二基の購入を決めました。しかし、その神輿巡行を切り回す人材が必要になり、そのことが氏青・敬婦の結成への機運となりました。地域の氏子、崇敬者に呼びかけた処、予想を越える会員が集まりました。

  さて、当氏子青年会は、平成十六年一月に敬神婦人会と同時に発足しました。そのきっかけとなったのは、地域住民の一体化と子どもたちの健全育成を目的に、何とか子どもに神輿をかつがせてやりたいと願っていた宮司が亡くなったことでした。
  そして春祭りに行った神輿巡行は、児童福祉会などの力強い協力もあって、見事に成功しました。真新しい法被を着て誇らし気に神輿をかつぐ子どもたちの笑顔と、神輿の巡行を沿道で迎えてくれた多くの氏子の姿が印象的で、新たな神賑行事の創設に参加できた喜びを実感しました。

 今後も、当神社のご神徳の発場と神社神道の興隆を図る事業を展開して、地域社会の発展に寄与して行きたいと考えています。

                                      会報『うじせい』bU3より

ujisei うじせい 氏青 うじこせいねんかい 氏子青年会