神宮式年遷宮奉賛活動報告

  全国氏子青年協議会では、昨年(平成22年)十二月五日、第六十二回神宮式年遷宮奉賛事業として、全国各地の神饌田で収穫した新穀を伊勢の神宮に奉納した。

  今事業は、式年遷宮の奉賛と宣揚に向けて実施しされ、神の恵みに感謝する心を醸成するとともに、次世代を担う青少年の育成に資することを目的に、神宮と奉仕神社への新穀の献米を目指し、各単位会・県連・地区連の連携のもと地元の子供たちにも参加を呼びかけるなどして、「お田植え」「稲刈」などを行ってきた。

  同事業の総決算となる神宮への新穀奉納参拝には、本会役員をはじめ、全国会員とその子弟など約百十人が参加し、全国より新穀約五百袋(各三キロ入)が奉納された。

  当日は、午前十時半から開催式が行われ、七海会長をはじめ同事業の共催を戴いている神道青年全国協議会の上田監事、財団法人伊勢神宮崇敬会の辻総務部長が挨拶の後、新穀を納めた唐櫃を先頭に宇治橋を渡って参進した。

  内宮神楽殿前で行われた献納式では、七海会長、鷹野副会長により夫々目録と米一袋が神宮へ手交され、引続き神楽殿で神楽を奉奏した後、御垣内の特別参拝を行い、新穀の奉納を神前に報告した。
尚、当日は出発式に先立ち外宮にも新穀を奉納し、御垣内の特別参拝を行った。

  本事業は、本年以降も継続事業として実施する予定である。各単位会をはじめ各関係各位には更なる事業への参画、ご協力をお願いすると共に此度奉納を戴いた皆様に改めて御礼を申し上げたい。

                                        会報うじせいbU8より