神 宮 奉 納

第6回            
全国鎮守の森こども相撲大会報告

 本会では、青少年対策の主体事業として、全国鎮守の森こども相撲大会を開催し、2年に一度、伊勢の神宮と東京の國神社とに交互に奉納しています。

 平成11年から東京、伊勢と続き、第6回大会は、平成213031日の両日、神宮相撲場で開催となりました。大会には、全国15都府県から23チーム、約120人の選手たちが参加し、神宮の桜の花の下、日ごろの成果を存分に発揮し、手に汗握る熱戦を奉納しました。                                                                                              

【競技結果】

*個人戦一年生の部

 優 勝 青森県 高山稲荷神社Aチーム   猿 川 天 嵐 

 準優勝 石川県 長谷部神社Aチーム    瀬 戸 太 陽 

 三 位 島根県 熊野大社氏子青年会チーム 石 飛 輝 樹 


*個人戦二年生の部

 優 勝 東京都 大國魂神社Bチーム    新 井 宥 里 

 準優勝 岐阜県 溝旗神社Aチーム     棚 橋 亮 太 

 三 位 石川県 長谷部神社Bチーム    新 出 周 平 


*個人戦三年生の部

 優 勝 青森県 高山稲荷神社Bチーム   長谷川 貴 規 君

 準優勝 埼玉県 愛宕神社Aチーム     西 澤     海 君

 三 位 島根県 おおやしろチーム     齋 藤 海 輝 


*個人戦四年生の部

 優 勝 石川県 長谷部神社Aチーム    佐 藤 淳 史 

 準優勝 青森県 高山稲荷神社Aチーム   越後谷 知 樹 君

 三 位 東京都 白鳥相撲教室チーム    衣 笠 秀 晃 


*個人戦五年生の部優

 優 勝 大阪府 守口市相撲連盟チーム   矢ヶ部 克 将 

 準優勝 青森県 高山稲荷神社Aチーム   菊 地 大史芽 

 三 位 石川県 清水八幡神社Aチーム   深 沢 立 樹 


*個人戦六年生の部

 優 勝 青森県 高山稲荷神社Aチーム   打 越 奎 也 

 準優勝 石川県 清水八幡神社Aチーム   西 野 倫 理 

 三 位 岐阜県 溝旗神社Aチーム     若 林   魁 君


*団体戦の部

 優 勝 石川県 清水八幡神社チーム

 準優勝 東京都 白鳥相撲教室チーム

 三 位 青森県 高山稲荷神社Bチーム


*三賞の部

 殊勲賞 青森県 高山稲荷神社Aチーム   菊 池 大史芽 

 敢闘賞 東京都 白鳥相撲教室チーム    衣 笠 秀 晃 君

 技能賞 岐阜県 溝旗神社チーム      若 林    魁 君



 初日は開会式に先立ち、内宮御正宮と荒祭宮を参拝した後、御神楽を奉納。厳かなご神前で、各チームの代表と子どもたちは、皆、一生懸命に明日の健闘を祈念しました。

 次に、参集殿に会場を移しての開会式。冒頭の小川会長の挨拶に続き、城神宮少宮司や田中神社本庁副総長から激励を受けました。前回大会の団体戦で優勝した青森・高山稲荷神社Aチームから優勝旗が返還され、同チームの打越奎也君(年生)が「郷土の誇りを胸に抱き、伝統ある相撲道の精神にのっとり、正々堂々と競技する」と力強く選手宣誓しました。

 二日目は神宮相撲場での相撲教室で幕を開けました。日本相撲協会の大山親方の指導により股割りや四股など相撲の基本動作を確認した後、現役力士の福田山(三段目、大嶽部屋)と鬪鵬(同、同)に胸を借りることに。大山親方からは「土俵上だけではなく、常に心技体を磨いてほしい」との激励を受けました。

 そして競技本番。先ずは団体戦を準決勝まで。あっけなく勝負の決まる一番もあれば、最後の最後までなかなか決まらない一番も。いずれも選手の真剣な気持ちが伝わってくる。

そんな熱戦を横目で眺めつつ、昼食は、随時、各チーム毎に。土俵上で繰り広げられる熱戦を横目に、三重県相撲連盟の協力を得て用意されたちゃんこ鍋。大人も子どもも舌鼓を打ちつつ、二杯、三杯とお代わりをする。

 午後は、1年生から6年生までの個人戦。団体戦の三位決定戦と決勝戦は個人戦がすべて終わってからの取り組みとなる。個人戦は、団体戦に劣らない盛り上がり。同じ学年であっても体格の差もあり、それでもあきらめず一生懸命な取り組みに手に汗を握る。

 個人戦6年生の部を終えると、本日のオオトリ、団体戦の三位決定戦と決勝戦。

 4時間を越す、数々の熱戦の末、冒頭の通り各学年・団体戦の優勝・準優勝・三位、そして殊勲・技能・敢闘の各賞を決定し、入賞者には、賞状と記念品が授与された。

 こうして、すべての選手の力いっぱいの取り組みが終了し、無事、第6回大会の幕を閉じることができた。

 この大会を通じて、競技はもちろんのこと、神宮ご当局をはじめ、大会当日にご助勢いただいた皆々様、そしてご後援、ご協賛頂いた各位の温かいご協力に対して、改めて御礼申し上げます。