本会では、四十周年記念大会より「鎮守の森のどんぐりから育てた苗木を地域緑化に活用しよう」という「鎮守の森からの緑化事業」を掲げ、平成十六年十月には、当時の大澤全国会長・小川同副会長が、全国の氏子青年会が各地で集めたどんぐりを、苗木として、東京都港湾局へ赴き手渡すなど、活動に取り組んでまいりました(平成十八年二月発行「うじせい六十三号」に記事を掲載)
昨年七月、東京湾にある、ごみと残土で埋め立てられた中央防波堤内側埋立地に苗木を植え、緑あふれる森に生まれ変わらせるという「海の森」構想がようやく動き始め、石原都知事を始め著名人が参加して、式典及びこどもたちとの植樹が行われました。
東京都では、「海の森構想」を発展させた「緑の東京募金」を創設し、緑化事業に取組む計画であり、昨年十二月十二日の東京都議会における、自民党古賀俊昭議員からの質疑に対し、東京都からは、個人や団体からの協力の申し出を受け入れる旨の答弁がありました。
本会では、来る八月に開催されます「四十五周年記念東京大会」の中でも、参加者とともに本事業に参画したいと考えておりますが、今後とも、東京都の事業進捗状況を見守りながら、全国の皆様とともに積極的に取り組んでまいりたく、ご協力を宜しくお願い申し上げます。
「鎮守の森からの緑化事業」について
会報『うじせい』bU3より