先ずもって、謹んで聖寿の万歳と皇室の弥栄をお慶び申し上げます。
そして本日は、私ども全国氏子青年協議会創立60周年記念式典に、畏くも彬子女王殿下には、御台臨を賜りましたこと、 衷心より感謝申し上げます。 また神社本庁田中恆清総長様をはじめ多数のご来賓の皆様、全国氏子青年協議会歴代会長、 先輩諸兄と多くの会員の皆様にお集まりいただきましたこと、改めて御礼申し上げます。

 そして本日、私どもの正式参拝を受け入れていただき、またこの素晴らしい会場をお貸しいただきました九條道成宮司さまを始め明治神宮の皆さまに対しましても、心より御礼申し上げます。 さて本日、はからずも令和5年7月8日正午より開催された総会に於きまして、全国氏子青年協議会第19代会長の大役を仰せつかる事となりました徳島県忌部神社氏子青年会の井勇次でございます。 

 諸先輩方が情熱と英知を結集し、様々な活動を展開されてこられた当会の長い歴史に思いを致しますと、その責務の重さに身の引き締まる思いでございます。 もとより浅学菲才の身ではございますが、新役員一丸となって斯界発展の為、また先輩諸賢の築き上げられてこられた歴史と伝統、思いを次代へと繋ぐべく、専心努力致す所存でございます。

 私がお預かりする2年間は、神社本庁の施策に協力し、我が国の歴史と伝統を次世代に継承することを目的に、皇室敬慕の念の喚起、家庭祭祀の振興や青少年健全育成、 また鎮守の森の保護育成などをむねに、変えてはいけないもの、変えていかなければならないものを会員一人ひとりが考え、存分に協議し、会務の充実発展を図る大切な時と捉えております。 これまで積み重ねて来たものに改善を加え、より良きものへと整えること。 たとえ小さなものであっても、この小さな大事を1つひとつ積み重ね、創り上げていく事が、必ず大きな成果をもたらすものと考えております。 会員の心を一つに力を合わせ、 氏子青年であるからこそ成せる事をしっかりと見極め実践し、皆様と共に当会を育んで参りたいと思っております。 今期で退任される顧問、役員の皆様におかれましては、これまで多大なるご尽力をいただき、心より感謝いたしております。ありがとうございました。 結びに、我々氏子青年が青年会活動に邁進出来ますのも、皆様より戴く深いご理解と温かいご支援の賜物と衷心より感謝申し上げますと共に、 尚一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、会長就任にあたっての挨拶とさせていただきます。

第61回定期大会(東京大会) ご挨拶

                  全国氏子青年協議会 会長 井 勇次